「ホタテ舗装」の取材を受けました。
2024年7月12日
7月8日に2年前より大成ロテック㈱様、㈲北栄様とで共同開発していた、脱炭素を目的としたホタテ貝殻入りアスファルト混合物、通称「ホタテ舗装」の本格的な製造・施工を八雲町発注の現場、八雲町熊石にある、熊石漁港ふれあい広場という場所で行いました。
近年、国や北海道の方でも推奨されているゼロカーボンの取り組みを弊社でも、大成ロテック様と北栄様と協力することによって、参加させていただく形となりました。
海のCO2を吸収したホタテ貝を舗装の材料として利用し、舗装の中に閉じ込めることによって、地球上にあるCO2をその中に固定、CO2を減じたということになるそうです。
これにより、計算上は通常の出荷維持よりもCO2が6割削減できるという試算になっています。
使用するホタテ貝はアスファルト混合物1トンに付き、80㎏使用します。
この現場では、約500トンの舗装材料を使用するため、約40トンのホタテ貝を使用することになります。
これはホタテ貝約240万枚分に相当するそうです!
また、八雲町のみならず、貝の養殖を行っている自治体や業者にとって悩みの種となっているのが、貝殻の処分・廃棄ではないでしょうか。
ツバメ工業にてホタテ貝をアスファルト混合物に混ぜ込むことにより、貝殻の廃棄量の減少、そして今、全国的に少なくなっている良質な砂の代替を行うことにより、二つの環境的な問題へ取り組むことができます。
八雲町は令和4年に「ゼロカーボンシティ八雲」を宣言しています。今回の我々の取り組みは、資源循環の視点からもカーボンニュートラルに資する活動です。
地域の皆様と共に環境の問題解決に連携して取組んでまいります!
施工の際、各報道機関より取材をお受けしましたので、リンクを貼っておきますのでご覧ください!
UHB
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=43814
NHK
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240708/7000068291.html
HTB
https://www.htb.co.jp/news/archives_27129.html
テレビだけではなく、毎日新聞様、建設新聞様、共同通信様などの各新聞社様から多数取材をしていただきましたこと、この場を借りて御礼申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
引き続き我々の活動を見守っていただけたらと思います!